タイドライン・ブルー 第06話「K2」

相変わらず主人公不在のまま話は進む。

別に主人公が置いてけぼりで話を進めること自体は構わないと思う。でも、多分最終的にはキールが何やら奇麗事を言って話を解決に導くんだろうから、その時のキールの台詞が視聴者に対してちゃんと説得力のあるものとして見せてくれるんなら何の文句もないです。

ということで、今の段階で主人公が全く立ってないからといって文句をつけるのは、もうちょっと待ってもいい、かも。次回とかキール活躍しそうだしね。

さて本編ですが。グールドを否定しながらも魏の国に対してグールドとほとんど同じ要求をするアオイさん、核の脅威による平和を否定しながらも任務のために部下を殺すことも厭わない里山。魏の大統領も一癖ありそうだし、この物語に出てくる大人というのは結局みんなエゴの塊という真の姿（？）が次第に明らかになってきましたね。

http://www.tlblue.com/main_story.html

この物語は、少年キールと
双子の兄・ティーンを中心に、
少女イスラや
ユリシーズ副長のジョゼら若い世代と、
過去の呪縛から逃れられない
アオイやグールドといった
大人たちとの和解の物語である。

で言っているように、この膠着した大人同士の関係に、キールたちが何かのアクションを起こすっていうことになるんでしょうか。それにしても、ジョゼはテーマ的にはキール側の立場なのね。

本日の通信がどうのと言ってたあの人、まさかキールの父とはね。ナレーターみたいな、メタ的存在かと思ってた。