舞-HiME 第20話「炎の舞/涙の運命」

もー!!なんだよ!!やっぱり続きが気になるじゃないか!!

それにしても、すごいな。この興奮、このカタルシス。これこそまさに俺がオタアニメに求めるものだ。基本的にはオタアニメよりも子供向けアニメが好きなんだけど、このカタルシスはオタアニメでないと絶対に味わえない。すごいアニメを見てしまった。

巧海くん、まさかねえ・・・。それだけは絶対にないと思ってたのに。毎回このシーンは、これ以上ないってくらいショッキングに出てくるよな・・・。確かに思い返してみれば死亡フラグ出しまくってるんだけど、まさか二人目の犠牲者が舞衣ちゃんとは。そして、この展開だと確実に楯も死ぬだろ。命も死んだだろ。これから舞衣を待っている残酷すぎる運命を考えると、やりきれないよ。大切な人を全て失って、そうまでして守った世界で舞衣はどうやって生きていくんだろ。そんな世界ならむしろなくなってしまったほうがいいんじゃないか?ほんとやりきれないなあ・・・。舞衣のキャラはあまり好きじゃなくて、むしろ奈緒の意見に賛成なくらいなんだけど、それでも舞衣には幸せになって欲しかった。今は奈緒の名前を打つのも嫌だね。

設定とか謎の考察など後でやればよい。というか別にやる必要もない。脈絡のない上の文章こそが今回の本当の感想だよ。

ま、それはそうと、久々にリアルタイムでアニメを見たよ。この始まりを待つドキドキ感はいいなあ。可能な限りアニメはライブで見るべきだね。

追記

俺は青空*1とか大好きな人間なので、萌えるだけ萌えさせといて奈落の底に突き落とす構成は大好き。いや、確かに嫌は嫌なんだけど、そこには確かにカタルシスが存在するわけで。これが忘れられなくて、一時期鬱ゲーにはまったこともあったなあ・・・。

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時間をおいてみたけど、やっぱり今回の感想だけは冷静に書けない。2人の死が悲しすぎて。巧海はまだしも、命。「わたしには、本当の『好き』なんてなかったんだ」。ああ・・・。でも俺は信じてるぞ。命は最終回付近で復活するんだよな?チャイルドもまだ見せてないしな?

重要人物がバンバン死んでいくのは田中芳樹富野由悠季かって感じですが、思い返してみるとちゃんと死亡フラグが立ってるんだよね。命の兄のエピソードとか、巧海が目立ってたりとか。さりげなくフラグを立たせてるのはこのアニメの上手いところではあるんだけど、それだけにこの子らの死がリアルに感じられてしまってもう・・・

  • 凪くんは、石上の策略も承知の上だったのか?シスターをそそのかし、雪之を脅し、そうまでして手に入れたい力とは何か?生き残ったヒメの「大切な人」になるといいことがあるんだろうか?
  • 唯一大人の視点を持ってる碧ちゃんがキレた時が最後だろうなあ・・・。
  • 詩帆が時々すっごい怖い顔するのは、ギャグでやってるのか絵がヘタなのかと思ってたけど、「無意識の自分」だったのか?これで詩帆がヒメであることは確定だな。
  • そういえば、巧海が死んだ後なんで舞衣はカグツチを出せたんだろ。大切な人が死ぬとチャイルドを発動できないんだよね?石上によると。ってことは、すでに舞衣の一番大切な人は巧海ではなくなってしまっていた、ということか。契約時の大切な人ではなく、現時点での大切な人なのね。