学園アリス 第01話「学校がなくなっちゃう☆」
ぴっちの裏番だった学園アリス。ぴっちも終わったことだしローテーションに入れよう、と思って見始めたんだけど・・・
こ、これはすごい。俺の大好きな「オタクにこびない美少女」だ!!当たり前だけど、基本的に少女漫画のキャラはオタクに媚びてくれない*1。だがそこがいい。媚び系のキャラ*2ってのは、とっつきやすい反面よっぽどうまく脚本書かないと生きてるように見えないっていう欠点があると思う。極端な例で言うとギャルゲー原作のアニメとか。それに対して媚びない系のキャラは、オタ受けしないけど生っぽいというか、生きてるって感じがして好き。・・・まあ、そういう意味では蛍ちゃんはかなり媚び系ですけどね。設定は媚びてるけど性格は全然媚びてませんが。
あれ、中身の感想言ってないな。大森貴弘らしい淡々とした演出ながら、展開のテンポがよくて飽きない。それでいて丁寧に蜜柑ちゃんの気持ちをなぞって行ってて、さすが大森監督、少女の心の機微を書かせたら右に出る人はいないでしょう。わざわざ東京まで会いに行く、ってのはよっぽど蜜柑が蛍のことを好きじゃないとできないわけで、そんな大きな感情を1話だけで表現してるのはさすが。細かいエピソードを何個も重ねることで物語に厚みを持たせてるんでしょうかね。
そんなこんなで、アニメの1話目としては文句なしのでき。話の展開も良かったし、続きも気になる。とはいえ、この手のアニメで内容に感動するとかはまずありえないでしょうけど。ドタバタ学園モノに落ち着いてくれれば満足。
- OPのチープな音、最初は微妙だったけど癖になりそうだな・・・
- 亀、最初から出てるな。すごい伏線だ。
- 関西弁、萌え。
- 植田佳奈、うまいな。歌もうまいし声もうまい。歌がうまいのははぴっちで知ってたけど*3。
- 釘宮理恵と逆、だよなあ。イメージは。
「好きな学科は?」
「ナノテクノロジー」
この時点でこのアニメはそういうアニメなんだっていうことが分かって、超能力とかがわりと自然に受け入れられるんだよなあ*4。うまいな。
- このアニメのシロメは好き。
- 関西のどこかと思ったら、京都なのね。
- これは、どこの国の東京駅ですか?これもまた「現実と違う世界」を意識させるための手法・・・なわけないか。
- さりげなくお土産買ってる蜜柑に笑った。
「ところで蜜柑ちゃん、今何ともない?ヘンな気分になったり、・・・なにか感じたりとか」
この変態教師が!!何のアリスじゃ!!