To Heart 〜Remember my memories〜 第09話「すれ違う心」

「祐介・・・」

長瀬ちゃんキター!!電波とどいた?

  • 「降山」温泉だと!?うぐぅ・・・。
  • と思ったらパンフには「隆山」温泉・・・。なんのこっちゃ。
  • さおりんキター!
  • マジで鶴来屋かよ!!

・・・っと、leafネタを上げていったら切りがないのでこの辺で。多分俺の知らないネタもたくさんあるんでしょう。

んで、肝心の本編ですが。いよいよあかりVSマルチの構造が明確になってきましたね。これは製作者としては決して触れてはいけないタブーだったと思ってたけど、あえてやりますか!このTo Heart最大のアンビバレンツにどう決着を着けるか。見届けようじゃありませんか。

あかりの気持ちもマルチの気持ちもまっすぐで、だからこそどちらも選べない。あかりを選ぶということはマルチに関わらないということだし、マルチを選ぶということはあかりとはもう友達にもなれないということだし。超ご都合主義展開が許されるなら、あかりは浩之のマルチに対する思いを受け入れ、浩之は自分のマルチに対する思いを認識し、あかりへ自分の思いを伝える。そしてハッピーエンド!

・・・そんな展開になるくらいなら、最初から三角関係なんてやらないほうがいい。どちらかを選ぶから三角関係なのだ。片方を選べば片方が不幸になる。悲しいけれどそれが三角関係のカタルシスなのだ。安易な逃げを打ったら、俺はスタッフを心から軽蔑する。でももし三角関係になんらかの決着をつけてくれるとしたら、パラレルストーリーとして最大の賛辞を送るでしょう。よくぞやった、話の内容はともかくその勇気は最大限に評価しようじゃないか、と。

マルチが何かしようとがんばることが浩之を苦しめる。つらいですなあ・・・。とはいえ、あかりが自分の恋心を自覚してしまっている現在*1、あかりが捨てられるのは見たくないなあ・・・。川澄綾子の珍しい熱演も捨てがたい。ううーん。俺も悩むぜ・・・。

*1:個人的に、あかりシナリオはまずあかりに浩之ちゃんへの恋心を自覚させるのがスタートだと思ってます。他の女の子シナリオではあかりは自分の恋心を自覚しておらず、浩之が他の子とくっついた時点で潜在的に持っていた恋心を押し込めてるんだと思う。俺解釈ですが。