舞-HiME 第08話 「たいせつなもの。」

ヤバイ、ちょっと来た。たいせつなもの、ってそういうことか。まさかここまで重い話になるとは。ってか死亡フラグだったのか!命萌えとか吹っ飛んでしまった。あかねちゃん、当て馬にしては残酷すぎる結末。巧海を守るために巧海の命をかけなきゃいけないとは・・・ってか、楯くんに死亡フラグが立ってしまいましたよ・・・。

えと、見たばかりなのでちょっとまともな感想が書けない精神状態ですが、あえて気持ちの混乱を表すために書いてみました。後でちゃんとまとめます。

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さてさて、今回は風華学園創立祭。学園祭ネタは学園モノの定番なので、期待ですね。そして今回はあかね&和くん、舞衣&その他、命&なつき&その他という3組+αが交錯する展開になってます。学園祭ネタを効果的に見せるにはいいと思いますが、実際学園祭ネタをやってるのは命組なだけ、という・・・。その他は「楽しい学園祭の裏で何かが・・・」という話になってますな。

んで、今回の主役はまちがいなくあかねちゃんでしょう。毎回毎回イチャイチャしててうぜえなあ、って思ってたけど、結構まじめに恋愛してたのね。そして今回の結末。舞衣たちの代わりにBADENDのシナリオを体現してもらってしまったわけですが、スケープゴートとしてはあまりにも残酷。一番大切なものを再確認した直後だしね・・・。

「お願い、嫌いに・・・ならないで」のところはもう、すっごいカタルシスですよ。これで和くんにばれてしまったけど、かえって絆が深まって・・・って内容になると思ってたんだけどなー。途中までは予想通りの展開でしたが、まさかこんなことになるとは。萌え系の鬱ゲーをやったときのようなこの気持ち。心に衝撃を受けてしばし放心状態になるこの気持ち、まさかアニメで味わうことができるとはね。この回は感情だけで見たいのであまりこういう無粋なことは言いたくないんだけど、あかねと和くんがいきなり今回出てきたら、こんな衝撃は受けなかったでしょう。ずーっと出てきて、あかねちゃんの悩んでる姿とかもさんざん出しておいて、下地を作ってるわけですよね。だからこそ今回和くんが死んだってのがすっごい衝撃的なわけで。前触れもなにもない突然の死。今回出ずっぱりの和くん、まさかこれが死亡フラグだったとは・・・。今となっては「旅行の計画」という未来を暗示するキーワードも死亡フラグだったんだなあ。ってかサンライズさん、普通萌えアニメで人は死にませんよ?

また、今回は他人に力のことを知られる、というのも結構見逃せないでしょう。こういう超能力戦闘アニメで他人に力を知られる、っていうのはずっとタブーとされてきたお約束だし。このさきどうなるんでしょうか。ベタなところでは緘口令なんでしょうけどね。今後の展開が気になります。

で、今回楯くんに死亡フラグが立ってしまいました。一回カグツチは死ぬんじゃないかなあ。で、「た、巧海が!!」って舞衣が叫ぶ。しかし実際消えていくのは楯。「え、どうして・・・」で、いちばん大切に思っていたのが巧海から楯に変わっていたことを自覚するのと同時に、最愛の人を失ってしまう。それを知った詩帆は舞衣に敵対するようになり・・・。「お前がお兄ちゃんを殺したんだ!お兄ちゃんを返して!!!」

・・・そんな展開になったら鬱で生きていけません。

舞衣にとって一番大切なものは(現時点で?)巧海だっていうことを確認すると同時に、「たいせつなもの」を失う未来を暗示させる。うまいなーと思うよりもまず衝撃を受けてしまった。やっぱり俺は評論家でもクリエーターでもなく、ただのアニメファンなんだなと実感させられました。でも一番純粋にアニメを楽しめる立場にあるってのは幸せなことだ。いや、最近どうも感想を書くためにアニメを見てるような節があったんだけど、決してそうじゃないってことを確認できてよかったよ。

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