舞-HiME 第05話 「雨――。涙……」

今回は一転してシリアス。舞衣と巧海の関係というか、絆がいまいち不明ですが、そうとう強い絆なのでしょうね。母親が死んだのは分かったけど、父親はどうしてるのでしょうか。いろいろと家庭の謎は多そうだなあ。

萌え気味に進めつつシリアスになるぞ、っていう雰囲気を出してて微妙な緊張感がありますね。そして最後に爆発。全体的には、雰囲気で持ってかれたような気がする。いきなり泣き出して落ち着く、ってのは千と千尋みたいですな。

話の意味としては、力の持つ意味というか、HiMEの力を使って敵を倒す一方で、こうやって怪我をしてる人たちがいるということなのでしょうか。萌えアニメでこういう現実を見せ付けられるとはね・・・

という感じで、暗い話ではありましたが、主人公が必要以上にウジウジしたりするわけでもなく、最後は晴れのシーンで終わることができたし、よかったですよ。こういう現実を見せられたら大体「闘う理由」みたいなことを考えてしまったりするんだけど、舞衣の理屈はいたってシンプル。「巧海を守る」ということ。それをじゃまするものは敵っていうことなんでしょう。