月詠 -Moon Phase- 第02話 「御主人様とお呼びなさい」

ああ!OPって、よくみると月つながりのネタだったんだね!気づかなかったー。月見うどん、月面宙返り、月見で一盃、突き指。確かに0からあの絵は出てこないわな。

さてさて。さすがに1話の神がかった作画はなくなりましたが、それでもまだ質は高い。話もまあなんといいましょうか、お約束で大変結構ですね。疲れたときとか、なにも頭使わないで見れるいいアニメだ。

で、葉月ちゃんなんですが、いまいち性格がつかめませんな。耕平じゃないけど、どれがほんとの葉月ちゃんなんだって感じですよ。推測するに、何らかの理由で城の中に閉じ込められてて、結界を自分で壊すことができないので、結界を超えて入ってきた人を下僕にして変わりに壊してもらおうと思った、ってことでしょうか。でもさ、自分が壊せなかった結界を突破できる人がおとなしく自分の下僕になったりするでしょうかね?「血を吸うと下僕になる」ってのは吸血鬼のお約束だから分かるけど、あの豹変ぶりはちょっとな。どっちかというと耕平の豹変ぶりのほうが気になるんですが。今まで「葉月ちゃん」だったものが「このガキャ」に簡単に変わったりするのでしょうかね?その辺の変化をもう少し感情移入できるようにしてもらえればなー、と思ったけど、基本的に今の耕平のスタンスがデフォルトのようだし、そこはそういうものだと思っておけばいいのかもしれないな。

うりうり萌え〜。ってか、よく考えたらいきなりあんな事されたらだれだって態度変えるかもなあ。分かるんだけど、なんか耕平の心の流れが違和感あるんだよなー。もうワンクッション欲しいっす。

あと、葉月ちゃんの性格もよっくわかんねー。「いいわ、始末しても」ってのは一体何?血の契約に従わなかったら殺すっていう掟でもあるんでしょうか。そういう意図で居候することになった、ってことかなあ。それにしても殺すか愛するかって、聖闘士星矢みたいだな。いやこの場合も「殺せないなら愛するしかない」かどうかは知りませんがね・・・。

実際のところ、今まで耕平を守ってた理由が「城から出たい」だったとすると、自由になれた今耕平の家に行く理由はないわけで。理由としてはとりあえず行くところがないから、っていうのか殺さなきゃいけないみたいな、耕平に対して何かしなきゃいけないという掟があって、っていうのかくらいしか思いつかない。まあ、つまんない話をさせてもらえれば「吸血鬼の女の子と一緒に暮らす」というシチュエーションが主題だとすると、それに至る過程は大して気にする必要がないのかもしれないな。むしろ来週が1話で「あたし葉月。訳あってこの家に居候してるんだけど、実はあたし、吸血鬼なのだ!」の一言で終わってもいいくらいなんじゃないでしょうか?

そんなこんなで、次回も楽しみですね。どうなることやら。学校に通うとか職場に行くとか、異星人モノのお約束にあてはめるといろいろネタはありそうですが・・・