DearS 第03話 「チクッとした」

今回は、ねね子のお当番回というところでしょうか。DearSに対する愛情(?)とコンプレックスのアンビバレンツを十分*1堪能することができます。小さい頃から武哉と一緒にいて面倒を見てきたねね子としては、いきなりやってきて同棲とかしてるレンに対しては心中穏やかでないものがあったのでしょう。自分の居場所が取られていく、しかも相手は自分が及びもつかないくらいのかわいい子だとすれば当然でしょうね。目覚し時計を渡しに行くところとか、もうたまりませんねえ。「タケヤを起こすのは、ずっと私の仕事だったのに!なんで、いきなり出てきたアンタなんかに・・・!!」みたいな。キャラ違うけどさ・・・。

今回、ミゥの見せ場は照れながらお礼を言うところだけだったな。あ、コスプレもあったか。とはいえ、あまりコスプレシーンには萌えなかったなあ。なんでだろ?DearSなんて普段の服がコスプレみたいなものだからな。何着ても自然というか、何着ても違和感ありまくりというか。ねね子のコスの方が萌えるものがあるね。しかし、悪いけどほんと似合わないな・・・。

で、ミゥの続きですが、中原麻衣、「ありがとう・・・ございましたっ」とか、こういう微妙な演技はまだまだだな。というか、今回は全体的に下手っぴだな。他の回がうまいというわけでもないけど・・・。先週の「ご主人様ー!!」の絶叫シーンとか、叫んでるだけじゃん。まあ、人気はありそうだし、アイドル声優で終わらないようにがんばって欲しいものだ。って、今気づいたけど、清水愛中原麻衣って、おもいっきりアイドル指向じゃん!新谷とかも出てるし。イベントで一儲けって感じなのでしょうかねえ。

それはそうと、今回の話は初めてDearSが人間の役に立った話ではないか?「感情が読み取れる」という特殊能力の正しい使い方だ。そして武哉。「色気がない」発言は最悪だったけど、その後なんとか関係を修復しようとするのはよかった。昔の思い出に自分で気づいたのもえらい。ここ最近の武哉はずいぶん立派になったもんだ。こういう男ががんばる回は好きだなあ。DearSが脇役に徹したほうが話としてはうまくいく、っていうのもおかしなもんだ。

しかし、ねね子のかあちゃん・・・。いくら入学式だからって、あんなフリフリはねーでしょ・・・

*1:十二分、とまではいかないのですねー