っていうか

原作読まないと分からないのかね。なんとも・・・まあいいんだけど。最後まで付き合い方の分からないアニメでありました。

http://d.hatena.ne.jp/kyoju/20040619

見る者のによっては、二人が閉塞したままの世界に棲み続ける選択をしたようにも、近い将来の破滅(=心中)を暗示しているようにもとれる曖昧な終わらせ方にせざるを得なかった、というところなんだろう。多分。

やっぱりインセストの醍醐味は閉塞と破滅ですねー。こういう悲劇を内包した設定は最高に耽美な物語になると思うんですがねえ・・・悲劇に酔いしれたい・・・

とここまで書いて思った。恋風は意外とよくやっているかもしれん。もうすぐ壊されてしまう遊園地で来年の約束をしたり、夜の遊園地に忍び込んだりと破滅的な暗示にあふれてるし、少なくとも形や声だけの萌え要素を排除して物語を作ろうという姿勢が見えたし、ちゃんと見ようと思えば結構よかったのかもしれない。ただ俺との相性が悪かっただけで。もう少しエンターテインメントを前面に出してくれればいいんだろうけど、それは作者の望みではないだろうし。灰羽とか見ると寝るタイプなので、こういうアニメはだめなんだろうなあ。