推し変の夏、推し増しの夏

特にタイトルに意味はないし、別に推し変はしていない。

eventernoteの自己申告によると、8月のイベント参加数は18件らしい。

俺は普通にカレンダー通りだけど、アイドルちゃんは夏休みシーズンだからか平日のイベントが多かった印象がある。そのおかげで結構イベントに行くことができてよかった。

18件のうち、声優系が6件、アイドル系が9件、声優だかアイドルだか分からない系・・・要するにA応Pが3件。自分の「好き」もこのくらいのバランスかなーという感じ。

元々適当に色んな現場に行ってて、それでもベースはHKTだなーっていう認識でいたのだけど、7/13の海の中道が自分でも驚くほど楽しめなかったので、そこから自分の中のベースが揺らいできた感はある。

もちろん、各所各所でよかったところはあって、トータルではよいライブでしたね、なんだけど、いつもライブの後に思っていた「やっぱHKTは最高だな」という気分にこの時はなれなかったんだよなー。

今思えば、たぶん距離が遠すぎてアイドルちゃんが全然見えなかったということ、あとは周囲の観客*1があまりにお客様すぎるというか、あからさまに「福岡のAKBファン」だったので、なんでアリーナツアーの千秋楽、しかも地元福岡での公演なのにこんなにアウェー感あるの・・・って気持ちになったということ、が大きいのかなあ。

観測範囲では絶賛の嵐だったので、あんまりネガティブなこと言うのも水を差すみたいだし控えていたのだった。絶賛するのも分かるので。アイドルに責任はない。

俺が双眼鏡に固執するようになったのも、この日以降だと思う。まあ、そういうことよ。

そんなわけで本当はTIF行くのもすごく気が進まなかったんだけど、LinQちゃんがTIFの舞台に立つの見たかったし、次の日のA応Pイベントで荻野沙織ちゃんにTIF行ってきた報告をしたかったので、何とか行くことができたのだった。こうして思い返すと本当にひどい話だな。特に後者の動機、なんだそれ。

で、TIFはまぁまぁ楽しかったし、20日のドームでは双眼鏡ガン見おじさんになることで大箱でもまぁ楽しめるな、海中にも双眼鏡持っていけば楽しかったはずだと気持ちの整理がつき、22日に当たった劇場公演はすごく近い席で圧倒的幸福感を味わって、やっぱHKT最高だわーってなったのだった。


時間を少し戻して、7月末に行ったLinQのイベント。メジャー感と地下感の程よいバランス、当日行ってもまあまあ近い席で見られる気楽さ、パフォーマンスと楽曲のよさ。今までも漠然と好きだなーって思っていたけど、改めてLinQ好きだなって思ってしまうのも心が弱ってるときに見たからかもしれない。それもまた運命。その後にリリイベとかTIFが続いたのも絶妙なタイミングだったなー。

こういうこと言うと本当にクソDDみたいだけど、なんのしがらみも思い入れもなく、ただ楽しいだけの現場って、それはそれで大切なんだよなあ。「ただ楽しいだけ」を批判する人もいるけど、LinQちゃんの楽しさは確実に当時の僕を救ってくれた。これからもそういうLinQであって欲しい。

冷静に考えるとひどいことを言ってる気もする。


A応Pの話。元々WUGと共演するらしいから見ておくかーというクソみたいな動機で見に行って、一目惚れして、通うようになったA応PLinQちゃんみたいに何のしがらみも思いいれもなく・・・と行きたかったけど、A応Pのイベントを干してHKTの劇場に行ったりWUGのライブに行ったりアニサマに行ったりするの、結構つらいなーってなる。じゃあ最優先しろよって話だけどさー。

一目惚れといえば、広瀬ゆうきちゃん。最初に会ったときに「ずっと私のこと見てましたね!」って言われたのは衝撃であった・・・。で、あまり行けないながらも、イベントに行ったときは広瀬ポジ(上手端)でいつも見ているのだった。その分、下手側の小森さんとか清水川さんが見えないので、たまには他の位置で見たいなーと思いつつ、広瀬ポジが取れるのに他所に移るという選択肢はあり得ないので、ランダムに座席指定するイベントがあることを祈るしかない。そういえば、声優のたまごが接客するという噂のSHIROBAKOというカフェでイベントあったときは座席ランダムだったけど、安定の広瀬ポジだった。嬉しいけど!

ついにこの間のDVD発売イベントでは個別を取ってしまった。握手じゃなくて撮影会。撮影会がチェキ会だったら参加してなかったと思うので、ラッキーではある。今までアイドルを好きになっても推しメンというのを積極的に作ることをしてこなかったけど、もうこれは推しと言ってよいんじゃないか、とようやく思うようになったのだった。

「推し」と「ファン」みたいな1対1の関係がすごく苦手で、推しだとしても俺は勝手に推すから空気かなんかと思ってて欲しいというのが正直なところなんだけど、認知されたらされたで嬉しいという矛盾した思いもあるよね。大宮のイベントの2週間くらい前に立川も行ってて、そのときは会社帰りで服も私服じゃないし、ステージから離れたガードレールみたいなとこから眺めてたし、撮影会にも参加せずにすぐ帰ってきたのだけど、そのことを覚えててくれたのは率直にスゴイなって思った。オタクの顔なんて1秒でも早く忘れたいやろ普通・・・。この子はファンのことをすごく大切にしているんだなあ、本当にいい子だなあ。って気持ち悪いことを思った。そういうプロっぽいところも好き。


実は大宮のイベントの前の日、初めてCDを買って接触イベントに参加するということをした。のが流星群少女ちゃんだった。K-NEXT 5期生のお披露目で見かけて可愛いなーと思っていた川島愛奏ちゃん、でも2度と会うこともないんだろうなーって思ってたら、流星群少女に入ることになって運よく復活イベントにも参加できたのだった。

ただ、流星群の現場、ちょっと苦手というか、ノリがしんどい。8月頭に東京来たときも、TIFと被ってることもあったし、現場に対する苦手意識もあったし、行けないってことはそういう運命なんだろうなーって思っていた。

で、8/29にまた東京来るという話を聞いて、うーん予定は合うが、どうしようかなあ・・・。でも、お披露目の時から見てたという話をするなら多分これがラストチャンスで、これ以上時間が経ってしまうと完全にタイミングを失ってしまうよなあ・・・。

と、数日悩んだ結果、あまり気が進まないながらも、せっかくの機会だからと行くことにしたのでした。

時間通りに行けば余裕やろ、って思ってたが、すでにタワレコのステージ前には30人以上?くらい集まってて、もはや全く見えん。スゲーな、東京でこの人気か、GALETTeも青SHUN学園も全然人来なかったのに・・・!ってびっくりした。

そして、地元じゃないせいか、現メンバーに合わせて現場の空気も変わったせいか知らないけど、厄介臭いノリがずいぶん薄まって健全な地下現場っぽくなってたのもびっくりした。いいじゃないか!これなら推せる!ってなった。

現場のアレささえ無くなれば、曲そのものはテンション上がるタイプのものが多いし楽しめる、はず。まだ近くで見れてないから分からんけど。遠巻きに見る分にはすごくよかった。

でまあ、川島愛奏ちゃんに気持ちを伝えることも何とかできて、喜んでくれたのでよかった。近くで見るとすごい可愛い・・・。

あっさり書いてるけど、前日から何て言おうかずっと考えてて、当日はタワレコに行く途中からめっちゃ緊張してたからな。好きな子に告白する中学生か俺は。

なんというか、切れかけた糸がまた繋がったという感じ。今後のことは分からんけど、参加できそうなイベントには参加しつつ、見守っていきたい。


そんな感じかなー。ちょっと色々と考えるところの多い2014の夏であった。

他には、チーム8とかi☆Risとかハート♡インベーダーとか、そういう方向に行く世界線もあったんだろうなーって思う。特にチーム8、公演が当たっていればハマっていた可能性はかなり高かったんじゃないかな。めっちゃ評判良いし。もともとPARTY公演大好きだし、それを若い子が一生懸命踊ってるのを見たら好きにならないわけが無い。

まあ、当たらなかったってことは、そういうことなんだろうな。運命があればいずれ巡り合うこともあるでしょう。

*1:「オタク」とは言いたくない