9月終了番組感想いろいろ

タグがとんでもないことに!

今シーズン、というかもう前シーズンですが、色々あってあまり真面目にアニメを見られないシーズンだったなあ。しかし何かしら感想は残さねば、ということで一言感想をまとめてみたよ。

境界線上のホライゾンII

DOG DAYS'よりもむしろ本作の方が堀江由衣のオーラで引っ張った感あるなー。実は堀江由衣田村ゆかりが対になる役って全然合ってないし、そもそも声質が全然違うんだから双子とか無理すぎるだろ、って思うんだけど、それでも不思議な魅力があるのは何なんでしょうね。

ココロコネクト

高校生にありがちな過剰な空気読み系の人間関係に、内面をいじるようなトラブルの種を蒔いて化学反応を見る・・・という仕掛けは面白いのだけど、いかんせんキャラは弱いし話も安い昼メロっぽいし、何より初回から人格入れ替えネタを持ってくる構成は意味が分からなかった。太一くんの「俺はお前で抜いたことがある!」で問題が解決しちゃう話は好きでした。

DOG DAYS´

前シリーズに感じた、圧倒的な堀江由衣のカリスマで話を引っ張る感は殆ど無くなってしまったね。色んなキャラクターが出てくるファンサービスの番外編としては面白かったです。「楽しい戦興業」がテーマではあるのだけど、やはり何も賭けない戦いというのは緊張感に欠けるのも確かで、今ひとつ盛り上がりに欠けるシリーズではありました。それもまた番外編ならアリか。

じょしらく

落語全く関係なかったな。普段のネタは全く面白くないし、ヘンな政治ネタとかパロディは不快ですらあったけど、東京の各所を回る話は面白かったので、全国各地を回ればいいんじゃないかな。

エウレカセブンAO

話がよく分からなくなった。

ゆるめいつ3でぃPLUS

特に感想も書いてないけど、毎週楽しかった。4人のノーフューチャーな感じがたまらん。

カンピオーネ!

ゴドーさんちゅっちゅ!エロい!傍目にも予算が少なそうな感じがアリアリと伝わってきたのですが、限られたリソースの中で盛り上げようとするスタッフの心意気が伝わるような力の入った演出がよかった。音楽もかっちょいいねえ。ディオメディアの絵は好きだからユーフォーテーブルにしろとは言わないけど、Fate/ZERO並に潤沢な時間と予算を掛けて作る価値のある作品だったよ。面白かっただけに、もったいない。

恋と選挙とチョコレート

当初は「選挙」に関するディテール描写が予想以上にしっかりしてて、おーそういう作品かと期待してたら、大島くんは選挙そっちのけで女の子の事情に片っ端から首を突っ込んだ挙句、情に訴えて当選!って・・・。均等にメインヒロインのイベントをこなしました、というだけの1クールで、原作販促アニメとしてはよいのかもしれないけど、単品の作品として考えるとgdgdで終わってしまったのは非常に残念。「女の子のトラウマを解消すること」と「選挙に勝つこと」を両立させる仕掛けの妙があってこその「恋と選挙」じゃないのかなあ?

貧乏神が!

ギャグのノリはちょっと苦手なんだけど、明るく楽しく最後はちょっとイイ話、というキレイにまとまった作品でもありました。しかし、戸松遥花澤香菜の使い方は正直あまり好きではなかった・・・。神田沙也加ちゃんの撫子ちゃんコーナーも面白かったけど、本編から締め出してるだけじゃん、って思うと素直に賞賛できないかなあ。

だから僕は、Hができない。

面白かった。色々不満があった気もするが・・・まあ、面白かった、のだと思う。今期の作品に多いのだけど、エロとシリアスって中々同居できないのかね。

薄桜鬼 黎明録

エピソードゼロとして楽しかった。何だかんだ言って最終回に千鶴たんが出てきたのは嬉しかったなー。龍之介くんは最初から最後までほとんど成長することもなく単なる傍観者だったのはスゴイ。芹沢さんのキャラが立ちまくってましたな。

黒子のバスケ

青峰っちと黄瀬のバスケじゃねぇか、と突っ込みたくなるが、人気あるっぽいので続編やるでしょう。段々バスケ板テニスの王子様みたいになってきたような・・・。

超訳百人一首 うた恋い。

どのあたりが「超訳」なのか、元ネタの百人一首に対する造詣が深くないので、普通のラブストーリーとして楽しみました。日本人にとって馴染みは深いけど内容については今ひとつ深くは知られていない*1という点で、百人一首というのは面白い目の付け所。現代的な要素を折衷させることで、普遍的な人の思い的なものを描こうとしてたんでしょうかねえ・・・。面白かったんだけど、欲を言えば歌の意味だけじゃなく「ここの文はこういうダブルミーニングになっているんだ!」みたいな解説があると嬉しかった。本編後に5分コーナー作るとか。声的には宝木久美が気になったので今後注視していきたい。

はぐれ勇者の鬼畜美学

アレイザードに行くぜ!で終わってしまった。ハナから話を終わらせる気の見られない構成は潔いと言えるけど、別にそこまでじっくりやる話でもなし、「鬼畜美学」という割には大して鬼畜でもないし戦いはひたすら力技でゴリ押しだし、エロも序盤はあったものの話が進むにつれて減っていったし。結局特筆することもない普通の作品になってしまった感じなのは残念。

織田信奈の野望

未来の世界から戦国時代にやってくるという手垢の付きまくったテーマを逆手に取って、設定の説明を殆どしなかったのは潔い。良晴がホームシックになったり、元の世界の話が出てきたり、という部分もバッサリ切り捨てたのもうまいなあ。キャラクターは魅力的、作画も丁寧、そして声優さんをちゃんと信じたディレクションがされてるような印象だったのも嬉しいですね。良晴くんがエロい、という設定は話をサクサク進めるには便利なんだろうけど、あまり彼の声やキャラに合ってなかったなあ、とは思いました。

TARI TARI

うまく言えないんだけど、PAらしさというのかな。何をやってもどこか淡々として地味な作品。実写に近いカメラワークがそう見せるのかな。個人的には好き。なんだろ、特に大きな筋も盛り上がりもなく、オリジナル作品でスタッフが好きなように作っちゃった、みたいな不思議な空気感のある作品。声的には早見沙織の魅力を改めて実感させられた作品でもありました。モジモジしてキモイねー。CMが謎のはっちゃけぶりを見せていたのも意味不明で好きでした。

しばいぬ子さん

かわいい!

輪廻のラグランジェ season2

もはや鴨川関係無いじゃん。結局ジュビ兄とラン兄の話ってことだったのかなあ。初回のワクワク感はいつの間にか消え去って、何かよく分からん話になってしまった・・・。

ファイ・ブレイン〜神のパズル 第2シリーズ 第25話「無限のパズルを解き放て!」

カイトが好きすぎて頭がおかしくなっちゃう!第2シリーズ。エキセントリックなキャラクターの楽しさもさることながら、本シリーズにおいても無能力者のノノハが最後の最後まで存在感を発揮し続けていたのが嬉しい。

機動戦士ガンダムAGE

あまり評判がよろしくないシリーズだったようですが、話の筋や盛り上がりが明快で分かりやすく、フリット編→アセム編→キオ編と尻上がりに面白くなっていったので最終的な印象は決して悪くなかったなあ。個人的に好きだったのは、38話でルウたんがキオに「ここからの景色が大好きなの!綺麗でしょ!」みたいなこと言って薄汚れたコロニーを見下ろすシーン。この子は絶対に幸せにならなきゃって思ったよね。あとは本編と全然関係ないんだけど、レミ初登場シーンで佐倉綾音ちゃんの声にTLが沸き立ったのが楽しかった。ま、俺はリアルタイムで見てなかったんだけどな!

アクセル・ワールド

ゲームの中の世界に入ってバトルするよ!という、いかにもアニメ映えしそうなネタなのに、なんで期待したほど面白くならなかったんだろう?バーストリンクのキャラがダサいから?技がダサいから?キャラクターはそれなりに魅力的で、アクションシーンもよく描けてると思ったんだけどなあ。春雪くんに翼が生えるシーンでワクワクしない時点で負けってことなのか。

ズーブルズ!

実はここ最近ずーっとアニマル横町を流してたんだけど、アニ横とズーブルズって似てるよなあ。そりゃー俺が好きなワケだ。エキセントリックでサイケデリックなキャラクター、マニア心をくすぐるキャスティング、そしてお話の楽しさ。いいアニメでした。

ゆるゆり♪♪

これと言った印象も特に無いのですが、この作品はこれでいいのかもなー。ゆるりと長編シリーズで続いていって欲しい作品。今思えば、前期2話の櫻子&向日葵が生徒会室で抱きあうシーンが自分の中での最高潮で、そこからゆるやかに風に乗ってここまで来てる感じです。

氷菓

京都アニメーションがミステリーですか!と視聴前は驚いたものの、フタを開けてみれはなるほど納得、学園生活の中で起こる小さな謎を解いていく話だった。確かに人が死ぬことだけが謎じゃないもんなあ。ともすれば地味になりがちな話を、丁寧な作画とキャラクター描写で盛り上げていく。なるほどねー。奉太郎くん、最近流行り?の斜に構えつつボソボソとツッコミを入れる系の主人公かと思いきや、実はムッツリスケベだったり、惚れた弱みでえるに色々こき使われたり、中々いいキャラで好きでした。あ、あと初期EDの「まどろみの約束」、実は結構好き。茅野愛衣ちゃんかわいいです。

人類は衰退しました

わたしちゃんかわいい!淡々とした中原麻衣と、淡い彩色の作画がバッチリ合ってて楽しかったです。話自体も既存のパロディの再生産に「妖精」の存在を加えることで展開の面白さがあったりして。田中ロミオ氏は仕掛けよりも人間ドラマを重視するタイプなのかと思ってたよ。

アルカナ・ファミリア

能力バトルアクションか!と思いきやアルカナもファミリアも大してどうでもよい話だったぜバンビィナ。

夏雪ランデブー

ひたすら中年がウジウジ。プレスコ収録だって事前に知ってれば、もっと真面目に見たかもしれない。

もやしもんリターンズ

何ひとつ頭に入って来なかったので、前シリーズを見てなかったのは失敗かもしれん。視聴者が「この世界観に浸りたい」と思ってること前提で作られてる感じがあって、ちょっと入りそこねた感。

*1:俺だけか?