あっちこっち総感 - エネルギー吸収と発散

なんて言ったらいいのだろう・・・。

キャラデザは超かわいくて、動いてる女の子も超かわいいし、丸っこい線と柔らかく艶のある塗りはすごく好みで、もう作画について言えば文句のつけようもなく好みな作品なのですが・・・。なんだろう、この話のなさは。よく「けいおん！」や「ひだまりスケッチ」が話が無いと言われますが、このアニメに比べたら・・・。

いや、確かに話らしきものはあるのですが、見終わって次の日になると全く内容を覚えていない。ハッキリ言えば話がぜんぜん面白くないということなんですが、それが全く不快じゃない。面白くないのに不快じゃない、じゃあ面白いってことじゃん？という不思議な感覚を毎回味わってました。

あー、話といえば、万年発情期のつみきさんとか、何でイケメン扱いされてるのか全く理解できない伊御さんとか、この二人の関係の独特さが個性といえば個性なのか。この手のゆるい日常モノと恋愛要素ってやっぱり食い合せ悪いよなー。やっぱセックスしてる感が出るとゆるい日常は循環していかないんだなー。何となく伊御さんを巡る女の争いみたいな構図も見えるしなー。と、処女厨みたいなことを考えてみたり。

しかしまあ、それにしても俺は、やっぱり追崎史敏監督の作品が好きなんだなあと思わせてくれる作品でした。仕事中のBGVとかにして流したら楽しそう。

そうそう、このアニメのOPとEDって大好きなんだけど、それについてはあまり言及されてない気がする。単に感想を調べてないだけという気もしてきたが。