ラストエグザイル-銀翼のファム- 想感

前作を見てなかったし、設定は面倒くさそうだし、冷やかしで見てみるか・・・と思って初回を見てみたら思いのほか面白い!

空に生きる空族の設定、どこかレトロなヴァンシップのメカメカしさ、そして空の美しさ。空を飛ぶことの気持ち良さ、世界観の美しさを初回で見せてくれたからこそ、今まで見続けてきたのかもしれません。世界観と言えば、その作り込みもさることながら、公式サイトの用語集でタイムリーにフォローしてくれてたのも嬉しかったですね。

キャラクターも魅力的で、ファムやジゼ、ミリアが主体として頑張っていく序盤は特に楽しかったです。ファムの男前っぷりとジゼルの良妻賢母っぷり、そしてミリアという若くて綺麗な女が出てきて・・・みたいな関係性もよかった。

後半になってからは、アウグスタサーラ様のラブリーさが凄まじかった!サーラ様マジグローリアアクグスタですよ。考えてみれば、シャングリ・ラの香凛といい、村田蓮爾のロリキャラにはすごく弱いのかも知れないなあ・・・。

とはいえ、後半になってからは設定の消化に手一杯で、ファムが単なる傍観者になってしまっていた感じは拭えないような。まあ普通に考えたら国家間の戦争で小さなヴァンシップが何かできるか?って言ったら何もできないだろうし、物語を動かすサーラやミリアの考え方に大きな影響を与えていたのも事実だとは思うのですが・・・。ファムの代わりに誰かがイニシアチブを取って物語を動かしてたというわけでもないし、大きな流れに巻き込まれて行った、という感じでしたね。歴史物ってのはそういうモノなのかもしれないけど・・・。キャラクターを好きになってアニメを見ていくタイプの自分としては寂しいものがありました。

そう言えば、OPいいですね!何で裸なんだろうね、あれは?

Buddy(初回限定盤)

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