機動戦士ガンダムAGE 第15話「その涙、宇宙に落ちて」

フリットは相変わらずブチ切れてますが、それを尻目にEUことヴェイガンのヤーク・ドレことギーラ・ゾイから事の真相が語られる。

どうやら彼らは火星移住計画の犠牲者で、連邦政府が移住失敗を隠蔽するために見捨てられたらしい。で、地球への帰還と復讐をするのが目的らしい。あれだけ高度な科学力があるなら普通に帰ればいいんじゃね?

一方、クルーデック艦長はスゲエな。銃を突きつけるフリットに「お前に撃つ覚悟があるのか」などとカッコいい台詞を言ってるギーラを後ろから撃ちまくって、挙句にその子供にも「復讐という名の亡霊に取り憑かれて悲劇的な人生を歩め」とか謎の脅しを!

普通なら「よく覚えておけ、これがお前の父親を殺した男の顔だ」みたいな台詞じゃないですか。しかも「悲劇的な人生」って口に出すとちょっと面白い感じになるね……。

何にしても、フリット編は今週で終わりらしい。今まで単なる悪い敵だと思っていたEUの正体が明らかになり、そして連邦の闇の部分が見えてきたことで、話のバランスがどう変わって行くのか。個人的な好みとしては、次のクールは火星を舞台にした話になったらいいのになあ。まあ無理だ。