BLOOD-C 総感
全体的な感想としては、すごく計算されて作り込まれた仕掛けが気持ちよかったです。
変わらない毎日を繰り返す序盤から、街の人たちが次々と死んでいくスプラッタな中盤へと移行していき、最後は怒涛のネタバレで締める。話の盛り上げ方がうまいよなー。特にラストは「え、こいつら何言ってんの、どういうこと?」と続きが気になってしょうがなかったです。一気に見てよかったわ・・・。
あと面白いと思ったのは、小夜の好きな飲み物である(ということになっていた)コーヒー。「うら若き少女の好物がコーヒーなのか。紅茶ってイメージな気もするけど・・・まあ、別にそんな変って訳でもないか」くらいの微妙な違和感を生み出してるんだよね。こういう小道具で雰囲気を作り出す演出はお見事。目を覚ます飲み物であるコーヒーを暗示をかけるために使う、という真逆な意味のもたせ方も示唆的でしたね。
キャラクターは誰が好きか?と言われれば、実は特に誰も好きじゃなかったりして・・・。自分がアニメを好きになる時って、キャラクターの誰かを好きになってから作品全体を好きになることが多いんですよね。このアニメみたいに、誰も好きじゃないけど作品としては面白い、というのは結構珍しいかも。
追記
俺はエスパーか。。
カフェの名前らしい「ギモーブ」。あるものに触った感触って。ましゅまろおっぱい!とか思っていたら普通に(?)キスの感触とか言っててガッカリ。しかし、七原文人さんの胡散臭さハンパないな。本人は何の感触か語らなかったし、内臓の感触とかそういう話をしそうな。
BLOOD-C 第02話「きみがため」 - エネルギー吸収と発散