NO.6 総感

基本的にネズミと紫苑のイチャイチャを楽しむアニメでしたなー。キスして子供まで出来ちゃうのは驚きましたよ。

BL的な話は置いといて。スラムで育ったネズミと、お坊ちゃまの紫苑が出会い、惹かれ、そしてひとつになっていくボーイミーツボーイと言った感じのお話でしょうか。

ミステリーな話は得てして複雑になりがちだけど、難解な設定で煙に巻くわけでなく、紫苑の視点から少しずつ謎を組み立ててくれてすごく見やすかったです。その分、紫苑が覚醒してあさっての方向へ行ってしまった最終回はよく分からなくなってしまいましたが……。

紫苑とネズミのイチャイチャもさることながら、脇を固めるイヌカシや沙布ちゃんと言った女の子キャラ*1も魅力的で、話を盛り上げてくれました。

本シリーズは紫苑とネズミの出会いから二人の関係を中心に描いていて、それは1クールという限られた時間で原作のどこを見せたいかをすごく考えた作りだったと思います。最終回をぶっ飛ばしてでも、紫苑とネズミの心の変化を可能な限り描き出したやり方は個人的には好きでしたね。

一通りキャラクターを理解して、思い入れもバッチリできた。……というところで、次はNo.6の謎に迫るエピソードを見てみたいなー。なんてことを思ったりするのでした。続編は難しいのかな。売れるといいんだけど。

追記

Wikipediaを見ると、大まかなあらすじは全部やったみたいね。ぶっ飛ばし過ぎだろう・・・。

*1:間違ってないよね