ダンタリアンの書架 総感

うーん、話がよくわかってなかったりして。「GOSICK」に近いものを感じた本作品でしたが、話が分からないところも似ていたとは・・・。

というわけで。やはり意識せざるを得ないのがダリアンとGOSICKヴィクトリカ沢城みゆきGOSICKヴィクトリカの母親役を演じていたわけだし、悠木碧とは師弟みたいな関係だし、本作品でダリアンをどう演じてくるのか?というのは楽しみな半面、不安もあったりして。

蓋を開けてみれば、これはまた見事に作りこまれたダリアンのキャラクター。ヴィクトリカとはまた違ったアプローチでキャラクターの魅力を引き出してくれました。そりゃあキャラクターも違うし役者も違うんだから、演技が違うのは当然なんだけどね。それでも、ヴィクトリカの影さえ残さない完璧な「ダリアン」を演じた沢城みゆきはすごい。

アニメ自体はあまり熱心な視聴者ではなかったので語ることは少ないんだけど、良くも悪くもガイナだなーという感じ。視聴前は「何でガイナックスが?」と思うほどイメージに合わない作品だと思ってましたが、実際に見てみると「幻書」をきっかけにして色々な話ができるのは制作側の趣味を出しやすいのかもしれませんね。特に9話の異色さと言ったら・・・!オリジナルエピソードなのかなー。こういう自由さは、何となく「アベノ橋魔法☆商店街」を思い出してしまいました。