バカとテストと召喚獣にっ! 総感
人気につき第2期!という割には、何がしたかったのかよく分からないシリーズだったなあ。2期をやること自体が目的だったというか。
前半は無駄なギャグ回、後半になってからはチョコチョコいい話を混ぜる。で、最終回は上級生と肝試し対決って・・・シリーズの意味が全く無い。
唯一、9話〜10話の美波編では一歩踏み込んだ展開を見せてくれて「おおっ」と思ったのですが、最終的に一番印象に残ったのは美春だったなあ。あの子、単なるお姉さま好き好き言ってるだけの百合女ってわけじゃなくて、一歩引いた立場から冷静に明久と美波のことを見てたんだよね。人を見る目の確かさと、美波のことを真剣に思う気持ち。「あなたなんかライバルじゃない」と明久に言い切る美春はかっこよかったなあ・・・。美波に近づくブタ共は条件反射で攻撃する単細胞というイメージがあっただけにね。
と。話を戻して。俺が原作を数冊読んだ限りでは、最終的には試召戦争の熱さが最大の魅力だと思って、ギャグもラブコメも最後の戦いを盛り上げるためのエッセンスという印象でした。その、最大の盛り上がりである試召戦争の魅力をスッポリ抜かしてギャグとラブコメに極端な比重をおいた本シリーズの目的は、自分にはちょっと分かりませんでした。
あ、OPは好きだった。I'veやねえ。
- アーティスト: Larval Stage Planning,畑亜貴,桐島愛里,高瀬一矢
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2011/07/27
- メディア: CD
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