フリージング 第08話「Pandora Queen」

年に一度のお祭・プロム。そこで開かれるパンドラクイーンという名のミスコンにサテラ先輩が出ることになって・・・。

と、そんな今回。いやー、初回の時点では、まさかこの作品にハマるとは思ってもみなかったよ!サテラ先輩がかわいすぎてもう悶えまくり。アティア先輩にそそのかされたとは言え、「自分の名誉はパートナーの名誉だ」という言葉をきっかけにして、カズヤの為に恥ずかしいミスコンに出るサテラ先輩のピュアな思いがたまりません。

接触禁止の女王」の二つ名が示す冷徹な殺戮機械然とした姿と、ミスコンで棒立ちになってモジモジしている姿のギャップがすごい。もちろん、それは単にギャップ萌えというだけでなく、彼女のトラウマと密接に関わるキーポイントでもあるわけで。

初回を見たときは、正直「美少女がグロイ感じに傷つくアレね、リョナ的な」みたいなことを思っていたのですが。そういう表面的な楽しさだけじゃなく、エピソードを重ねるたびにキャラクターが好きになっていくような、そういう魅力も持っていたのは嬉しい誤算でした。化けっぷりで言えば間違いなく今シーズン一番ですわ。

忘れちゃいけないのが、サテラ先輩のライバルとも言えるラナ=リンチェン。前回までの戦いの中で、サテラ先輩を認めつつあるような関係の変化が見られていいなあ。カズヤをダンスに誘う時もサテラ先輩に遠慮してたり、ミスコンに出るのを躊躇うサテラ先輩の背中を押したり、いい女じゃないか・・・!空気を読まないバカ女かと思ってて本当に申し訳ないです。かませ犬的な引き立て役じゃなくて、ヒロインのライバルとなるべき魅力をちゃんと備えてる。そういうライバルキャラが、ヒロインの魅力をさらに引き出してくれるんだよね。

こんなイイ女を迷いなく振ってサテラ先輩を取るカズヤの揺るぎなさ、悔しいが認めようじゃないか。

追記

そうそう、胸の小ささを気にするアティア先輩はかわいいね!こないだまで血なまぐさい争いをしていたのが嘘のようだ。