アマガミSS 第15話「七咲逢編 第三章 ヘンシン」

七咲!!!

なんか、回を重ねるごとに引き込まれてしまうなー。そんな七咲逢ちゃんのお話も第3章。

前半は遊園地デートのお話。弟が風邪っていうのは本当なんだろうか?などと邪推しつつ、至極スタンダードに物語は進行していく・・・と思いきや、味噌ラーメンになった七咲ちゃんを食べるというメタファーなんだか何だか分からない妄想シーンになっていった!そこから公園でのキスシーンへと繋がっていく流れも、メチャクチャのようでいて妙に筋が通ってる不思議な感じがあったなー。まあ、この辺りに来ると、七咲ちゃんの可愛さで正常な判断ができなくなっていた可能性が極めて高いのですが。

そして後半は、大会のメンバーから外れた七咲が橘さんの胸で泣くお話。考えてみれば、AパートもBパートも特別な話じゃないんだよね。普通の高校生だったら普通にありそうな、普通のエピソードでしかない。それがここまで胸を打つというのはすごいよなあ・・・。

淡々としているようでいて、丁寧に感情を追ってるから知らないうちに感情移入しちゃうんだよね。そこにゆかなの声が入ると、さらに深みが増してくる。七咲の一挙手一投足に対してその意図を深読みしたくなるような、そんな思いが込み上げてくるのです。それはまるで、好きな子のちょっとした言動に過剰な意味を見出そうと必死になっていた、思春期を追体験しているかのような。