ぬらりひょんの孫 第02話「毒羽根は竹林に舞う」

鴆さんがやってきました。

鴆の奴良家に対する恩義、リクオに対する思い。そして逆に、リクオの奴良家や鴆に対する思い。うーん、背景に色々な思いがあるのは分かるけど、話があまりにも総集編すぎて追い切れない。結局、ヘタに思いのすれ違いを描こうとしたばっかりに、スッキリしないまま中途半端に終わってしまった感じだなあ。だったら「奴良家への恩義」とか「小さい頃遊んでもらた兄貴分」とかそういうミスリードは抜いて、もっとシンプルに「こんなヘタレは認めねえ!」→「覚醒したリクオさんマジパネェっす」という鴆の心境の変化を軸にして話を作ってくれたほうがよかったかな。

本編では描かれてないけど、「奴良家には恩義があるし、リクオは小さい頃から遊んでやった弟分みたいなもんだ。そんなリクオが他の妖怪に認められないっていうのなら、俺がリクオを鍛え直してやりたい」的なことを鴆は思っていた、もしくはそういうお話にしたかったんじゃないかな?と思うのです。でも本編を見る限りでは「奴良家には恩義があるけどリクオがヘタレだから捨てるか」と思ってるように見えてしまう。鴆のキレキャラ(?)的な描写も唐突すぎてどういう意味があるのかよく分からなかったし・・・。だったらいっそ、そういうの全部抜いちゃった方がよくない?と思ってしまうわけです。

あ、雪女は今週もかわいかったね!つららたんバージョンもかわいすぎるぜ。考えてみれば、堀江由衣がこういうスタンダードな美少女役やるのって実は久しぶりだったり?