Angel Beats! 第13話「Graduation」

5人だけの卒業式。

卒業式をやったことがない、という天使ちゃんが自作自演で卒業式をする。とはいえ、別に天使ちゃんの心残りは学園生活そのものにあったわけではないので、これはゆり達に対する純粋な好意だったんだよね。最後の最後でものすごい萌えキャラっぷりを見せてくれたゆりっぺ。遅いよ!でも、これが本来のゆりの素顔だったということを考えれば、今までどれだけ気を張っていたんだろうな・・・とも思ってしまいます。

ゆりも含めて救いの物語は前回までで終わっているので、1話をかけたエピローグの象徴としての「卒業式」は意外なほど感慨深いものがあったなあ・・・。ひとりずつ消えていくシーンは、まさに卒業式の別れを思い出させます。

そして後半は、最後の最後に天使ちゃんの過去が明らかに。天使ちゃんこと立華かなでさんは、実は音無に心臓をもらった女の子だったらしい。9話で言った「ありがとう」の言葉の裏にはそんな思いが込められていたとはね・・・。

「結弦、お願い。さっきの言葉・・・もう一度言って」

その言葉を口にすることが許されない、かなでの無言の回答。命をくれてありがとう。そして・・・愛してくれて、ありがとう。