おまもりひまり 第06話「キス×ネコ×KISS」

いやー、持って回ったスッキリしない作品が多い今シーズンにおいて、表も裏もないシンプルな作品は貴重だわ。頭の悪い俺はこういう作品の方が好きだなー。

というわけで。鬼斬り役十二家の末席・神宮寺くえすさんが登場ですよ。単なる高飛車な天才魔道士っていうわけじゃなく、妖にも人間にも虐げられ続けたという背景が切ない。くえすの異常とも言える妖への態度や優人への執着心は、神宮寺家に対する劣等感から来ているものだと考えれば納得できます。イギリスに行ったのも、現在の力を手にいれたのも、裏では相当な執念や努力があったんだろうなあ・・・と思わず感情移入してしまったり。

だからといって静水久が同情する筋合いは全くないわけで、何を思っていようと自分達を滅ぼそうとする相手を消す必要性に変わりはない。そういう意味では二人のバトルにちゃんと「お約束」以上の意味が用意されているのはよかったな。ってか静水久つえー。

一方、そんなくえすの背景とは全く関係ないところで悶々とする緋鞠さん。鏡にチューとか・・・ヘタレすぎる(笑)しかしまあ、そうやって悶々とする緋鞠は結構かわいかった。1話で何回キスシーン出すんだって感じだよね・・・。

最後の方で申し訳程度に出てきた凛子が悲しすぎる。君の知らない間に、優人は2人の女とチューしてるんだぜ・・・。頑張れ凛子。