聖剣の刀鍛冶 第10話「殉情 -Tragedy-」

戦闘シーンがメチャメチャ熱い・・・!これはスゴイわ。初回のしょっぱい戦闘シーンがウソのようだ・・・。

そんな盛り上がりと比例するように、お話の方もショッキングな展開に進みだしているなあ。何となく暗示されてましたが、リサがヴァルバニルの血を引いてることが明らかになりました。さらに、どうやらリーザも絡んでいるようで・・・?どういうことなんだろ。死んだリーザをヴァルバニルの血を使って蘇らせた、とかそういう事なんだろうか。

エルザさん、どうやらアニメオリジナルみたいですね。その割にはかなり重要な役目だったような。キャラデザもカワイイし(関係ない)。アニメオリジナルってことは今後のフォローはなさそうですが、あの老騎士の娘さんのエルザがヴァルバニルへの憎しみを糧として魔剣に生まれ変わった、という解釈でいいのかな?

こうなるともう、ヴァルバニルってのは何なんだろうというのが分からなくなってくるな。生活の中でその力を使いつつも、本体そのものは封印しなければならないという。シャブラニグドゥみたいな?って喩えが古いか。

あと今回気になったのは、アリアの台詞。

「知って、もし耐えられなければ、ルークのそばには居られなくなる」
「それでもいいの?」

セシリーにだって夢や目標があるんだから、他人の事情に安易に首を突っ込んでいいわけじゃないよね。ルークを知りたい、力になりたいという気持ちはわかるけど、もしもそれが自分の夢とは違う方向を指したのなら、セシリーはどっちへ進むのでしょう。「ルークが聖剣を打って『神』を殺す」という点で二人の目的は一致しているから、そういう事にはならないと思うのですが・・・何となく、そんなことを考えてしまいました。