ファイト一発!充電ちゃん!! 第06話「逆流」

充電したエネルギーが「逆流」を起こしてしまう梶原健太くんを助けるお話。

・・・はっきり言って、今回のお話は決して褒められた出来じゃない。ぷらぐが体を張って健太を助けるのもありきたりな展開だし、そもそも対象者たる健太に感情移入できる構成になってないから、ぷらぐの行動に共感することが難しい。

ただ・・・これは多分、まさに「タイミング」という話になるのかもしれないけど、今の自分にはものすごく心に刺さるお話でした。

「給料分の働きだけすればいい」とアレスタは言うけど、ただお金を稼ぎたいだけなら、充電なんて特殊な業種に就く理由なんてないじゃん。意識的にしろ無意識的にしろ、落ち込んでいる人を救いたいっていう思いがあるからこそ充電という仕事を選んだんでしょ?ぷらぐの思いはもちろんのこと、アレスタにもそういう思いはあったんだよね。

そして、健太を助けようと必死になるぷらぐ。話の展開としては何の工夫もないんだけど、各所にパロティーやネタを散りばめて予防線を張っている中で、このシーンだけは直球勝負だった。エロやギャグに逃げることもできたはずなのに、あくまでも正面からぷらぐの思いを描き出していてました。繰り返される「がんばれ」という台詞を聞いてるうちに、何だか泣きそうになってしまいました。

ぷらぐの思いに感動したのか、自分自身に向けられた言葉として感じられたのか、その辺は自分でも正確には把握できてないんだけど、ぷらぐの「がんばれ」という台詞が繰り返されるたびに胸の中に熱いものがこみ上げてくるのです。

まさか、福原香織の演技で泣いたりするとは思わなかった・・・。

ううーん

サクッと軽いアニメを見て寝よう、とか思ってたのに、なんでボロボロ泣いてんだ俺は(笑)