そらのおとしもの 第01話「ユウシャ世界に起つ!」
視聴前チェックはこちら。
・・・ん、これってエロゲー原作?
というわけではないんだな。キャラクターの配置*1や話の運び方がエロゲーそのまんまで、アニメとしての作り方もエロゲーの日常シーンを端折ってストーリーだけを舐めたみたいになってたから、てっきり人気のあるエロゲーを安易にアニメ化して失敗しました、みたいな企画かと思っちゃった。
平和で普通の生活がしたいってヤツが、透明人間になって破廉恥行為をしたり全裸で走り回ったりするもんかね?その後唐突に「世界から人が消える」というシリアスシーンに突入し、「ずっとそばにいろ」とか感動的な展開になっていくのもついていけない・・・。
こんなんで視聴者が感情移入すると思ってるなら、ちょっとバカにしすぎじゃねーか?夢オチがエクスキューズになんかなるわけないだろ。
・・・あ、早見沙織はかわいかったです。
追記
あまりにも腹が立ったのでもう少し書く。
そもそも、イカロス登場のシーンから、助けに戻るところまでが違和感あるんだよね。「翼が云々・・・」の台詞はイカロスが人でない存在としての異質さと神聖さを表現しているシーンだと思うし、智樹がイカロスを助けに戻るシーンは「平和で普通」な日常からイカロスと過ごす非日常を選択する象徴的なシーンなんじゃないの?
原作見てないから、このあたりのシーンがどれほど重要なのかは分からないけど、少なくとも今回のエピソードにおいては一番大切なシーンのはずなのに。驚くほどあっさり流されてたのは何だったんだろう。
で、散々平和がどうの普通がどうのと言った割には、目が覚めてイカロスがいることにもさして驚かず破廉恥行為の限りを尽くすって。いくら何でもそれはなくね?
なるべく「作品として見せたいところ」を見ようとして、それ以外の矛盾には大抵目をつぶっている俺だけど、さすがにこれはない。エロバカアニメを追求するのもいいし、王道な落ちモノをやるのもいい。でも、どっちにも欲をかいた挙句にお話はメチャクチャって、作品がかわいそうだよ・・・。
追記2
高垣彩陽まで辿りつけなかった・・・・・・。
*1:幼なじみとか、エキセントリックな男友達とか、落ちてきたヒロインとか・・・