戦場のヴァルキュリア 第19話「涙」

遂に故郷のブルールへ帰ってきたウェルキンとアリシア。戦略的に大して重要でないこの地の奪還を命じてくれたバーロット大尉の優しさに惚れる。きっと頑張って上層部に掛け合ってくれたんだろうなあ・・・。

本編は、ヘタレ全開のウェルキンが、アリシアに慰められてようやく涙を流せるようになったお話。「悲しいのに涙を流せない」という感覚は理解はしてるつもりだけど、実際のところ俺はよく分かってない。故郷に帰ってきて、イサラのいなくなった家を見て、ようやくイサラの死を受け止めることができたってことなのかな。ウェルキンにとってイサラは、それほど当たり前の存在で、そしてそれほど大切な存在だったということなのでしょう。

ここ数回のウェルキンのヘタレっぷりは確かに腹が立つけど、自分の気持ちすら持て余している状態で、他人の気持ちを考える余裕なんてないのも当然だよね。だから今回ウェルキンが涙を流せたことは素直によかったと思う。ただ、気持ちが落ち着いてからでいいから、自分のことを支えて待ち続けてくれた第7小隊のみんなの思いも考えてみて欲しい。