かなめも 第06話「はじめての、恐い話」

このアニメの何がいいって、OPがいいよね。キャラクターの可愛さと、独特の艶のある作画と、曲のよさと、声優の取り合わせの妙。本作品の一番面白いところが凝縮されてるんじゃないかって思うくらいにいい。

で、OPの何がいいって、代理がいいよね。指くわえて寝てるシーンが特にいい。普段は大人ぶってる代理の素の表情が見えると素直に解釈してもいいんだけど、指をくわえるって年相応の小学生にしてもずいぶん幼い仕草だよね。本当は甘えんぼキャラなのか?とか、あれは普段の姿の反動で、やっぱり結構無理をして頑張ってるんじゃないのか?とか一枚の絵から色々なストーリーが見えてくるのがいい。

EDもいいよね。OPとは違った丸っこいキャラクターがかわいい。合いの手が入るのもかわいくて好きだなあ。

さて本編。怖い話をしてかなをびびらせて楽しむお話。確かに、かなはいじめてオーラ全開だからなあ。いじめたくなる気は分かるが・・・実際周りにいたら相当ウザそうだ・・・。カットごとにかなの作画がコロコロ変わるのが見てて楽しかったなー。Aパート終わり〜Bパート開始くらいの崩れまくった顔が好き。こういう回はぜひ作画マニア様の解説を聞いてみたいですね。

出番は少ないながら、代理が超優しくて惚れた。かなのために蝋燭つけてくれたり、友達と一緒にケーキ届けさせてあげたり、ネコを家の中に入れてあげたり。いい子じゃないか・・・。こんないい子には、幸せになるお当番回がなきゃ絶対ダメだよ。そのためだけに俺は見続ける。