けいおん! 第12話「軽音!」

「ねえ、私」
「あのころの私、心配しなくていいよ」
「すぐ見つかるから。私にもできることが、夢中になれることが」
「大切な、大切な・・・」
「大切な場所が!」

この作品に何度となく見られる繰り返しの構造は、初回と最終回の唯を重ね合わせることで1つの結末を迎える。

実は俺自身、高校時代は超がつくほど部活っ子で、卒業してからXX年経った今でも飲みに行くくらいに人生に深く関わる存在だったりします。だから、唯のこの思いにはすごく共感しますね。「唯が軽音部に入らなかったら?」という "if" を語っていた2chのスレッドのように、もしこの場所にいなかったとしたら自分は一体どこに立っていたのだろう?と。


新しい世界の扉を開くのは誰だって怖い。1話の唯も、8話の梓も、初めから自信満々で軽音部に入ってきたわけじゃないよね。でも、今の世界に満足していないのなら、勇気を出して扉を開いてみよう。大丈夫、きっとその世界は、あなたのかけがえの無い大切な居場所になるはずだから。


・・・と、ポエミーに締めてみる*1

*1:朝っぱらからこういう感想書くのは恥ずかしいんだよ!