初恋限定。 第08話「チョコレート・ボマーの憂鬱」

遅めの初恋という魔法にかけられた山本さん。恋に恋する瞬間から、魔法が解けるまでの心の内が丁寧に描かれててよかったなあ。初めは「アメちゃん貰ったくらいで恋するとかギャグか?」なんて思っていたのだけど、そのそもこの作品自体がこういった沢山の「if」でできているわけで。「お兄ちゃんが大好き」とか「冴えないスケベ男が好き」とか、様々な前提において恋する乙女を描き出していくところに面白さがあるんだよね。バカな設定自体を楽しむバカアニメとして消費しちゃうのは、少しもったいないかも。

「好きならそれだけでいいんじゃないの」

「ドキドキするなら、それはもう恋でしょ?」

まあ・・・そりゃそうなんだけどね、あゆみちゃん。誰だって知らないものに手を伸ばすのは怖いんだよ。怖い自分を正当化するために「やらない理由」を探してしまうんだよ。大人になればなるほど、傷つくのも傷つけるのも怖くなっちゃうし。でも、だからこそ、シンプルな理論で前向きに進むことができるあゆみの言葉には力があるんだよなあ。

そういえば、バレンタインって特に思い入れないイベントだなあ。「片思いの女子が憧れの男子にチョコを渡してドキドキ☆」みたいなイベント、リアルであるんだろうか・・・?チョコといえば、ウイスキーのつまみにすると美味しいよね。安いチョコの方が酒には合う。高い奴は混ざり物(?)が多いせいか、あんまり酒には合わないんだよねー。って、そんなことばっかりやってるからロマンチックな思い出がないんじゃねーの、って気もするが・・・。

追記

原作では、慧のアレは本当に爆弾だったのか・・・。これはひどい
ひどいといえば、放課後トークミュージックレインのあいつらばっかり出てるのもひどい!せっかくの声優アニメなのに・・・!