極上!!めちゃモテ委員長 第07話「ジミ子から…ジミモテ子に変身ですわっ」

最近は、このアニメの方がよっぽど「初恋限定」なのではと思ってしまう。今回の話なんて、ラストで上川準が出てきた辺りに「初恋 limited*1」なんて流されたらうっかり泣いてしまいそうだ。危ない危ない(笑)

さて。今回のゲストは生徒会長・間中真紀子さん。サブタイが「ジミモテ子」ってひどい!とか思っていたのだけど、この作品は「地味なアナタもメイクで激カワ!」みたいなウソをつかない*2。会長の地味フェイスは、ビューラーで多少改善はしてるものの最後まで地味なまま。それなのに、会長を見てるうちに不思議と段々かわいく思えてくるんだよね・・・。

重要なのは、好きな人のために綺麗になりたいという想いであり「おしゃれって楽しい」という前向きな気持ちなのです。一見極端に思える委員長の気合い至上主義*3は、外見的なかわいさよりも女の子の背中を押すために必要なものなのでしょう。

「おしゃれに興味がない」と言い張る会長のトラウマを追っていき・・・という構成はありがちで、好きだった男の子が名古屋から駆けつけるのもご都合主義丸出しなんだけど、物語の本質はそこじゃない。ありがちでご都合主義な構成は、恋する女の子の一番かわいい瞬間を引き出すための舞台装置にすぎない。

会長の内面を丁寧に追っていき、ラストは十分にお膳立てされた舞台の上で「メイク」という魔法をかける。それらは全て、女の子なら誰もが持っている初恋の輝きを一番綺麗に見せるための演出なのです。

  • 会長・笹本優子か・・・。同級生の子は成田紗矢香とは。キャスティングが素晴らしすぎるなあ。
  • なんで委員長はファッション講座のシーンだけ外ハネになるんだ?もしや別人?
  • 鯉が跳ねる演出は・・・まさか、「鯉=恋」だなんて言わないよね、まさかね・・・。
  • 西崎があからさまなツンデレ台詞で笑っちゃった。「べっ、別に委員長のためにやったんじゃないんだからね!勘違いしないでよね!」

*1:marbleの方ね

*2:1-2話?知らんなあ(笑)

*3:なんだそりゃ