とある魔術の禁書目録 第20話「最終信号」
誰かを救うことで、何かが変わると思っていた。でも本当は分かっていたはず、自分は何も変わってなんかいなかったと。
10000人のミサカを虐殺してきたアクセラレーターは、いつしか殺人を肯定することで自分を保っていたのでしょう。そんな自分が人を救えるはずがない、でも、もしこの子を救うことができたのなら・・・。
しかし、本当はそんな思いさえ大義名分にすぎない。アクセラレーターの心の底にあるのは、ただ目の前のラストオーダーを救いたいという思い。偽悪も理屈も、大義名分も必要としない、純粋な思い。それこそが彼を動かしたのだと思います。「救う」というだけなら、ラストオーダーを殺せば多くの人々の命が救われたはずなのだから。
こういう展開は、通常死亡フラグなのだけど・・・アクセラレーターが生きてたようで本当によかった。またラストオーダーとの絡みが見たいな。