きらりん☆レボリューション 第140話「スタート! ゼロからはじまるコンサート」

それは、冬の街に現れた天の川(ミルキーウェイ)

もうね、ほんとにくだらないお話なんですよ。仕事がないからストリートライブをやりだしたら、知らない間にお客さんがたくさん入ってきて、ついでにクラウディも改心しちゃった!というご都合主義丸出しのストーリー。今までドロドロしてたのは何だったの?と、呆れるのを通り越して呆然としてしまったくらい、どうしようもないお話なんです。

ただ、ラストのライブシーンだけはよかった。タンバリンの光が作り出すミルキーウェイ、街を埋め尽くす人々や、歓声のスケール感、そして大歓声の中最後のストリートライブを始めるきらりたち。お話がダメなのも分かってるし、あれほど人が集まったら迷惑すぎるだろというのも分かってる。でも、シャッターを開けたら大観衆というお約束のネタながら、予想をはるかに上回る演出のすばらしさに、思わず心が震えてしまいました。

実は、このままフェードアウトしようかなと考えてた感想を再開する気になったのは、このシーンのおかげだったりします。これだからアニメは面白い。