喰霊-零- 第07話「呵責連鎖」

うーん、うまく行かないもんだな・・・。せっかく神楽が元気になったのに、今度は黄泉の父が死んでしまうとは。前回の感想でも書いたけど、神楽と黄泉は、光と影のように対となる関係のように見えるのです。理解してくれる友達や、味方になってくれる姉がいる神楽に対して、黄泉を支えてくれる人は誰もいない。
いや、紀之とかいるけどさー・・・黄泉を支えるにはいささか頼りない。そして何より、最大の理解者であり味方であった諫山奈落が死んでしまったというのは大きい。今後の黄泉お姉ちゃんがどうなってしまうのか、心配ですね。

「今は好きなだけ悩みなさい。他人がなんて言おうと、自分の心で信じた答えを貫けばいいの」
「少なくともわたしは、今までそうしてきた」

どんなに苦しい状況でも、目を逸らさず受け入れる。黄泉にはその強さがある。それはただ流されるということではなく、事実を受け入れ自分自身で進む道を決めるということ。そんな黄泉が、どうして初回のようなことになってしまったのか・・・。