きらりん☆レボリューション 第115話「みんなにとどけっ!星に願いを」

こべには今後もミルキーウェイを続けるですよ!

クールの切れ目だし、切りよく引退?とか心配していたけど、どうやらもうしばらくは存続しそうでよかったよかった。こべにが帰ってきた後の歌シーンは、こべにがアイドルとしての階段を一つ上った感慨もあって、何とも感動的でした。
アナタボシ」の歌シーンは何回見ても飽きない。そりゃあさ、「キラッ☆」にはインパクトでも質でも敵わないかもしれないけど、3DCGならではの、色んなアングルから自由なカメラワークで3人を映して見せてくれるのも決して悪くないよ。それもまた、女の子をリアルに見せるためのアプローチの一つなのだから。

「あの子はあなた達と一緒にいたいという気持ちだけで、アイドルになったの」

さすが親、こべにのことを分かっている。今までの話でも思ってたけど、こべにがアイドルをやる理由は、人との絆だと思うんだよね。その点で母親の指摘は決して間違っていなかった。・・・少し前までのこべにならば。
他人との繋がりを求めてアイドルを始めたこべに。それは「アイドルをやっていれば、みんなが私に気づいてくれるかもしれない」という、言ってみれば受動的な目的だった。しかし、ファンの女の子の「こべにの真似をし始めたら、お友達ができた」という台詞で気づくわけですよ。過去の絆を繋ぎとめるだけではなく、自分自身が新しい絆を作り出すことができるのだと。それが、アイドルなんだと。
この一連のお話をこべにの視点から眺めてみると、「人との絆」を軸として、こべにの変化や成長がちゃんと見て取れます。あとはもう少し、こべにの自立という軸を交えて掘り下げてくれれば、ラストがもっと盛り上がったんだけどなあ・・・。