Yes! プリキュア5 GoGo! 第04話「うららの台本を届けろ!」

前半から雰囲気はあったんだけど、特に後半から作画がグルングルン動いてすごかったなあ。特に癖のある絵柄じゃないだけに、ダイナミックな構図の取り方や動かし方が気持ちよすぎる。戦闘シーンもさることながら、オーディションを抜け出したうららが周りを見渡すシーンが最高でした。うららの不安感を台詞なしであそこまで表現してくるとは・・・こういう回があるからプリキュアは止められない。
作画だけでなく、お話もよかったなー。元々うららは好きなキャラだったのもあるのだろうけど・・・。

「大丈夫です」
「あんなに練習したんです。台詞もメモも、全部頭に入ってますよ」

うららの不安感は、台詞が喋れないということではなかった。その証拠に、自分の番が近づいても焦った様子はなかったはず。焦燥ではなく不安。その理由は、今まで励ましてくれた仲間がいないからなんですよね。うららが自分のオーディションだけを第一に考えていたら、台本なんてなくてもよかった。そう考えると、うららの決断は至極当然のことだったのでしょう。お話の盛り上がりと作画の盛り上がりが見事にマッチしたエピソードでございました。

  • 村山功脚本に篁馨作監かあ。しかし今回は作監より演出の仕事だったような気もする・・・どうなんだろー。
  • 演出は大塚隆史。・・・・・うーーーん、今までの仕事から察するとそうでもないような・・・(ゴメンナサイ)
  • ちなみに、この組み合わせはS☆S35話(公式あらすじ)。当時の感想を見ると、このエピソードも戦闘シーンの作画が面白かったらしい。