きらりん☆レボリューション 第75話「キラーン!ひかる☆オンステージ!!」

なんか今回は妙に感動してしまった。こういう回があるからきらレボはやめられない・・・!
お話自体はいつものようにきらりのいい子ちゃんぶりで問題が解決っていうフォーマットなんだけど、ひかるの方はきらりに頼らず自分の世界観だけで問題を解決できたっていうのが大きいよなあ。そして、それでいてきらりを完全に無視しているわけじゃなくて、ちゃんとキーワードという形で存在感を発揮しているし。
麻央と美央の双子に対して、きら☆ぴかは「双子より強い絆」を示すのがお約束なところで、今回の話なんかはスーパーノヴァに対するきら☆ぴかシンクロニシティを強調するのが定番なところなんだけど、そこで敢えて二人の違いを強調するっていうのが面白い。驚いたことに、今回二人の気持ちが通じる演出が一度もされてないんだよね。それに対して麻央と美央は絶妙な双子コンビネーションを発揮してて、きら☆ぴかとは違った形でのコンビネーションにそれぞれの個性が見えているのもよかった。そして、お互いが違う存在としていられるのは、逆説的だけどお互いを信じているから。小さい子向けには「私がいなくてもひかるちゃんならきっと・・・!」的なモノローグを入れてもよかったかな?と思うけど、言葉にされない二人の関係を想像するのも楽しいものです。
ラストのライブシーンは、そんな今回のドラマの集大成。大勢の人の前へ出て行くひかるの姿、「ぽっかりあいた左側」という歌詞、絶妙なタイミングで現れるきらり。できすぎなくらいの名シーンでございました。初めてひかるがかわいいって思ったよ。