ながされて藍蘭島 第22話「見つけたくって、青い鳥」

うさうさかわいすぎ!って飯塚雅弓か!俺、意外と好きなのか*1・・・?
最初は作画崩れた?って思ったけど、どうやら個性的な絵だったようで。動物のかわいさと、ゆきのの動きっぷりが楽しかったです。ヘンな動きが多かったのは、もしかしたら桜井弘明コンテのせいだったのかも。
幸せの青い鳥。幸せは一番近くにあるものだとしたら、このアニメにおいてそれは家族の存在に他ならないでしょう。ダメな母親に反感を覚えていても、最後は母親に会えて安心して泣いてしまうゆきのの家族愛を見せつつ、家族のいないすずと対比させる。今回のかがみとゆきのの関係が、行人とすずの関係にちょうど対応してるのがうまいよなあ。
すずを「強い」と言い放ち、臆面もなく母親に甘えてしまうゆきのが非常に無神経な子に見えてしまわなくもないけど、ギリギリのところで反感を覚えずに済んでいるのはゆきのの純粋さと、やっぱりまだ子供だからっていうところなのでしょう。
この世界における「家族」の理想系のひとつであるゆきの&かがみを通して、行人とすずの関係を家族という観点から捉えた今回は、ひとつのエピソードとしてもよくまとまっていました。家族愛と恋愛感情の間で揺れる心、というのもなかなか面白いかもしれません。

*1:昔ファンだったような記憶が(笑)