天元突破グレンラガン 第17話「あなたは何もわかっていない」

おお、ホントに7年後だ。しばらくは前回のエピローグ的に「あの人は今」なエピソードを楽しんでいたのですが、大人になったら大人にふさわしい悩みがあるわけで。多くのアニメで語られたように、全体の幸せのためには個人を犠牲にしなければならない全体最適化のジレンマは現代になっても明確な答えは出ていないようで。シモンやグレンラガンがいなくなっても世界の平和が保てるような仕組みを作ろうとするロシウも、自分が前に出ることで人が救われるならそうするべきだというシモンも、目指すところは一緒なだけに意見の違いが何とも・・・。

「100万匹の猿がこの地に満ちたとき、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」

螺旋王が人を地下に押し込めていたのは人口を抑制するためか、全員を地下に入れて監視しやすくするためか、地下に隠して監視を逃れるためか、そんなところだったのでしょうか?キヨウの赤ちゃんがちょうど100万人目というのも5話と同じ展開で切ないですね。
さて、2クールだとしたらおそらく最終章。一体どういうお話を見せてくれるのか。今まで通り勢いで進んで欲しいなあと思うんですが、なんか暗くなりそうで、その辺どうなんだろ。