CODE-E 第06話「巫女さんと修行のこと。」

由真様登場。
力が小さいけどコントロールできる由真、力が大きいけどコントロールできない千波美。力を持つがゆえに人を遠ざけようとする由真、力を持ちながらも人と関わろうとする千波美。いろんな点で対照的な二人ですが、お互いを知るうちにいい方向に進んでいけばよいですね。
で、由真さん。キャラ紹介からトラウマとその解決まで一気に流れてしまったので考察のしがいがないなあ・・・。由真が人を遠ざけてきたのは、感謝や親切ごかして近づいてきた人たちに裏切られてきた経験のためだったと。なまじ力をコントロールできて、力を出しつつも一般の生活が可能なだけに、力のせいで嫌な思いも色々してきたのでしょう。その点も力がばれると全て終了な千波美と対照的です。
由真というキャラクターで面白いのは、他人の親切も素直に受け取れないほど嫌な目にあっておきながら、それでも人と関わることをやめないんだよなあ。そんなに人を遠ざけたいのなら肩こりとか治さなきゃいいし、組織がどうのと言うなら千波美をスケープゴートにすれば由真の力なんて気にもされないだろうし。それはやっぱり「一人は寂しい」ということじゃないかな。
なんだかんだいって、同じ力を持つ千波美と仲良くなりたかったんじゃないの・・・?と考えるとちょっとほのぼのします。寂しいという気持ちを知ってるということは、寂しくない気持ちも知ってるということですよね。