ななついろ★ドロップス 第03話「金いろ願い星」

ライバル登場。着々とお約束を積んでいきますね。
正直すももがそこまで「ユキちゃんの役に立つこと」を望む理由が分からないのですが、その辺はすももの二面性とも関係してくるのかな。ユキちゃんが渡した願い星は、すももが願うことを許された象徴・・・とかよくわからん。もう少しすももの内面が見えてくればこのラストシーンの意味も分かってくるのでしょう。ここは単純に「未来への希望の象徴」と受け取っておきます。

で。このアニメを見ていて面白いのは、キャラクターの行為自体にほとんど意味がないということ。前回から思ってたんだけど、記憶を消すことも、契約を結ぶことも、今回のライバルキャラ登場も、石蕗のアドバイスも、願い星を渡すことも、その行為自体はほとんど意味を持たない。重要なのはその行為に込められた思いなのですね。「思いの伴わない行為」というのはよく見るのですが、その逆というのは珍しい。段取りじゃなくて気持ちで話を動かす。簡単そうで難しい試みだと思います。