ロミオ×ジュリエット 第10話「泪〜貴方と逢えて〜」

「ねえロミオ、あなたはどうしてロミオなの」

ここで出ました名台詞。このシーンだけ妙に芝居がかっててちょっと違和感があったりなかったり。
物語的には、二人が家の名を捨てて愛を誓うロマンチックなシーンなのですが、自分の浮ついた恋心のせいで仲間を犠牲にしたジュリエットがその口で言うか?って思うとなんだかなあ。ロミオはともかく、ジュリエットは家名を捨てちゃダメでしょ。
幼い恋心が、幼さゆえの無軌道さによって最悪の結末へ向かう・・・というお話で、ジュリエットの成長物語にはなり得ないだけに、ジュリエットにあまり責任を負わせてしまうとキツイかも。責任が大きいからこそ逃避に意味がある、ということなのかもだけど。