ロケットガール 第08話「セパレーション -separation-」

「わたし、ぜんぶ捨ててここに来たんです」
「親にも、猛反対されました」
「貯金、全部下ろしても片道しかチケット買えませんでした」
「ここで採用されないと、帰ることもできないんです!」

・・・わ、なんかちょっと泣いた。優等生の茜ちゃんが、自分を変えたくて、親の反対も押し切って、貯金も全部使ってここにきた気持ちを考えると胸がいっぱいになります。
ゆかりやマツリが適正ありすぎたこともあって、それほど訓練自体の厳しさはクローズアップされていなかったんだけど、体力が人並み以下の茜を投入することで改めてその過酷さが浮き彫りになります。まさに文字通り決死の覚悟だったんだろうなあ・・・。そんな死ぬ思いをしてまで宇宙飛行士になりたいっていう思いはどこから来ているのだろうと思ったところに上の台詞。これ以上ないタイミングでこんな台詞言われたら泣きますよ。
前半は、「わー久々のロケットガールだ、やっぱいいわ」とか思いつつゆるゆる見てたんだけど、まさかこんな展開になっているとは。茜ちゃん、いっしょに宇宙にいけるといいね。