ゼロの使い魔 第08話「タバサの秘密」

うーん、今回は誰に萌えていいのか悩ましいな・・・。なんと贅沢な悩み。

夏休み編ということで、各キャラクターのエピソードを平行に進める構成。一見バラバラにエピソードを並べているように見えるけど、「キャラクターの別な一面を見せる」という主題を踏まえるとちゃんと繋がっているんだよね。なかなか考えられています。シエスタの不意打ちエロス、惚れ薬を飲んだルイズ、タバサの過去と、どのエピソードも見所たっぷりで楽しかったです。「なんでわたしがイライラしなきゃいけないのよ」とか言っちゃってるルイズがかわいすぎ。
お話としてはやっぱりタバサの過去が気になるかな。背景自体はよくありがちなお話なのでその辺は特に気にしてなくって、それよりもキュルケとタバサの友情っぷりがよかったです。キュルケ、高飛車で嫌な女っぽいルックスの割にはすごく友達思いだよね。フーケの時もルイズについていってあげてたし・・・。って今思い出したけど、タバサの受けた指令(?)についていくのってフーケのエピソードと対になってるのね。やっぱりはみ出し者同士通じるものがあったのかなあ。
帰省する馬車の中で、キュルケが話し掛けてもタバサは喋らなくて、それでもキュルケが全然気にしてないのが二人の空気感を表してていい感じでした。二人の間ではこれが普通なんだ、沈黙が苦痛にならない関係なんだ・・・みたいな。