DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 第04話「新星は東雲の空に煌く…後編」

「東雲」っていわゆる夜明けのことじゃなくて地名だったのか!

舞の手首に埋められたのは、ゲートから持ち帰った花の種だったらしい。それが契約者としての能力を抑える代わりに、能力が抑えきれなくなったらモラトリアムになってしまうらしい。で、モラトリアムっていうのは契約の対価を支払わない代わりに力を自分で制御できない存在で、猶予期間(モラトリアム) が終わるとドールになってしまうらしい。

って、今回のエピソードも救いがなさ過ぎる・・・。キツイ・・・。前回とか、舞をあれだけ魅力的に描いておきながらここまで落とすんだ・・・。友達まで焼いちゃって・・・。父娘の確執っていうのもテーマではあったはずなのに、根本的に解決したわけでもないし・・・。
ここはご都合主義でもいいから、誰かが何か不思議な力で花を復活させて、種を植えなおした舞ちゃんは正気に戻って、その後田原主任の気持ちを知って、ラストはお墓参りのシーンとかで手首を見ながら「わたしとパパはいつも一緒だよ」・・・みたいなさー、そういう多少なりとも救いのある話にしてください・・・。

設定はよく分からないし、お話もヘイたちは結局何がしたかったのかよく分からないし、短編としても救いがなさすぎだし・・・とあまりいいところがないように見えるこのアニメだけど、キャラクターの魅力だけはあるんだよなあ。毎回蚊帳の外な霧原さんとかも、眉間にしわとか細かい萌えエピソードを挟んできたりして。それだけに、もっとお話自体が面白ければ相当いい作品になると思うのですが・・・。