コードギアス 反逆のルルーシュ 第17.5話「仮面 の 真実」

また総集編か!という今回ですが、ルルーシュの目から見たスザクという視点で再構成してあって、単なるあらすじを並べる総集編とは違った面白さがあります。スザクの自称が「俺」から「僕」になった過程とか、個人主義からルールを遵守するようになったきっかけとか、気になりますね・・・。
スザクのトラウマも性格の変化も、父親殺しの事件と関係があることは確実そう。ただ、トラウマが父親殺しの罪そのもので、性格の変化が「父親だけを殺しても何も変わらない→体制そのものを変えなくては」という教訓(?)からくるものだとしたら、両者は微妙にすれ違っていることになります。というか、「体制そのものを変える」ならむしろゼロのやり方のほうが近いと思うんだよなあ。その辺はまだまだ謎が残るところ。
ルルだけが一方的にランスロットの正体を知っている、というのは例えばキラがLの名前を一方的に知っているのと同じ状態。あとはスザクにギアスでも何でもかければいいわけで。問題はルルがそれをするかどうかっていうところでしょうね。「スザクにギアスが効かない!」なんて展開になりませんように・・・。