まなびストレート!第04話における芽生の心象風景 補足

今週は全然アニメ見れなかった・・・。どこかでリカバリーしないとマズイな。

それはともかく。こないだ書いた話。後で自分で読み返してみると不明確な点が多かったので、恥ずかしながら補足しようかと。

「仕事を押し付けられる」のは結果のひとつに過ぎません

「仕事を押し付けられる」ということはトラウマの原因ではなく結果なんですよね。

という話が説明不足だったような気がしてきたので補足。芽生が恐れているのは「仕事を押し付けられる」こと自体ではなく、仕事をする自分を拒絶されること。だから、実質仕事を押し付けられている序盤のシーンでもあれほど生き生きしていたし、学美たちの「芽生に頼らずがんばろうって」いう事には直接的な意味はあまりなかったりします。そして、 学美たちが寝ている間に芽生がプロモを仕上げた・・・っていうのは仕事をする自分を肯定する=トラウマの改善が見られる、という象徴的なシーンなわけです。

「友情」もまた結果のひとつに過ぎません

うちにいただいたコメント含め、芽生ちゃんは友達欲しかった的な意見をいくつか見ました。確かにそれはとても素直な解釈だし、製作者から見れば主題は友情物語なんだろうから多分その解釈は正解。
ただ、友情をベースに論理を構成すると、どうしても「どうしてむつきじゃダメなのか」という自分の中で一番疑問に思っていた点が説明できないんですよ。家の合鍵まで知っていたむつきは芽生の友達ではないの?学美は芽生の何を知っているというの?これらの疑問に明確な答えを思いつくことができませんでした。
「芽生が欲しかったのは友達ではなく仲間」と書いたのはそういう意図で、友達ができるとかそういうことは、何か大きな事をやり遂げた結果のひとつとして得られるだけなのでは?つまり、話の筋としては芽生の友情物語で間違いないんだけど、芽生の視点で見ると必ずしも彼女が友情を目的としているわけではないのだと思います。