ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu! 第40話「新春カートレース☆お年玉は誰の手に!?」

ビビンのかわいさがしゃれにならなくなってきたな。ふたご姫にもらった手袋を取りに行ったことを知られて「これはまさかそそそんなわけ・・・ちがうわよぅ」とか言うとこなんてどうにかなりそうだ!最後の上目遣いが破壊力ありすぎだろ。少しビビンに心を開くアルテッサとか、クリスマス回の影響からか質素に目覚めるエリザベータ様とか、他の子たちもなかなか見ごたえのあるエピソードでした。
考えてみれば、元々ふたご姫に心を閉ざしていたアルテッサは、一番ビビンに近い存在と言えるんだよね。頑なだった心がふたご姫によって少しずつ変わっていく気持ちを一番理解できるのはアルテッサのはず。まあ、ナツコさんがそんなところに気づくわけはないので気にしないのですが(笑)
その他のキャラもそれなりに活躍してたような、そうでもないような。まーどうでもいい。

追記

今回、魔法を使おうとしなかったビビン。「正々堂々ふたご姫と戦いたい」なんて言ってましたが、それを素直に信じて「ビビンも変わったなあ」なんて思ってたらダメですよ!あんなのエドちんの言う通り「楽しもうとしてるだけ」なんだから。
じゃーなんで今回魔法を使わなかったのかといえば、ビビンは自分の魔法がハッピーな気持ちを奪うモノでしかないと思っているから。魔法を使って勝つことはできるかもしれないけど、それではハッピーになることはできない。だから「正々堂々ふたご姫に勝つ」なんて大義名分を持ち出して、魔法抜きでふたご姫に向かったのです。
手袋を拾うときに魔法を使わなかったのなんてその象徴とも言えるシーンなんですけど、ビビンが自分のために魔法を使うということは、もしかしたら手袋がアンハッピーフルーツ発動の鍵になるかもしれない。・・・そう思ったかどうかは分かりませんが、潜在的にそういう気持ちがあったことは確かだと思います。
そして、ふたご姫を助けるために初めて魔法を使う。それはビビンが初めて他人のために魔法を使った瞬間。自分の魔法は人をアンハッピーにするものでしかないと思っていたけど、実はそうではなかった。魔法自体にハッピーもアンハッピーもなく、他人のために使った魔法はこんなにもハッピーな気持ちを生み出してくれる。
ビビンの背景を少し気にして見てみると、今回は単なる正月のサービス回なんかではなく、ビビンにとってターニングポイントとなる重要なエピソードであることが分かるかと思います。

・・・でも、この話書いたのナツコさんなんだよなー・・・。