おおっ、このアニメの感想の忘れてたっ！
・・・今手元に資料(ビデオ)がないので想像で書きます。
いよいよ東京行きを決める矢野。最後の最後までウジウジする七美ちゃんはいい加減うざくなってきたぞ。かわいいけど。少しは矢野を追って東京行きを決める長門さんの揺るぎなさを見習ってほしいものです。
走馬灯のようによみがえる今までの思い出。一年前に比べたら、恋をして七美は確かに一回り大きくなったかもね。涙の数だけ強くなれると言ったのは誰だったっけ。
別れのシーンはこのアニメらしく、最後まで雰囲気に浸れるアニメでした。七美たちの物語はこれから始まる・・・といった感じでしょうか。遠距離恋愛は大変だぞ・・・。
総感
決して作画がいいわけでも、人間描写が丁寧なわけでもない。ひたすら七美のポエミーなモノローグと少女漫画空間の雰囲気で進行するストーリーは、ファンタジーの世界にいるよう。その世界に自分を追体験させるか、遠くから眺めるかは人しだいなのかな。そういう意味では一貫した演出の中でも自分の気持ちしだいでいろんな受け止め方のできるアニメでした。山本さんや竹内くん、水ちんタカちゃんといった脇役もうまくドラマに貢献してて、盛り上げてくれました。
この世界に入れるか入れないかがこのアニメを楽しめるポイントだったかな。ちょっと変わった少女漫画アニメではありました。でも面白かったです。
