あさっての方向。 第10話「本当の名前」

偽者の名前と本当の名前。

今ひとつ網野くんに感情移入できてないせいだと思うんだけど、テツの思いがからだちゃんを元に戻した・・・っていう結末はちょっと納得行かないな。そもそもの原因は尋にあるわけだし。ただ、からだちゃんの「愛されない子」という部分がトラウマになっていると考えれば、無償の愛を与えてくれるテツの存在が救いになるということは十分考えられるけど・・・俺はイヤだね、テツなんか。

からだちゃんサイドから見てみる。テツが自分のことを好きだっていうのに気づかないって言うのは彼女のトラウマに起因するものなんだろうな。責任を感じているからでも頼りないからでもない、からだちゃんのことが純粋に好きだから・・・というのは先週の椒子さんとも重なる構図。からだちゃん、君はちゃんと愛されているよ・・・。